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富士急グループ、乗務員制服をリニューアル 創立100周年の節目に

新制服を着用した富士急行の乗務員

新制服を着用した富士急行の乗務員

 富士急行(山梨県富士吉田市)は、グループ企業のバス・タクシー運転士とバスガイドの制服を全面リニューアルし、9月18日から導入する。

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 今回の制服リニューアルは、同社創立100周年の節目に合わせたもので、運転士では10年ぶり、バスガイドは16年ぶりとなる。松屋(東京都中央区)の監修を受け、しわが付きにくい機能素材のシャツやワンタッチ式ネクタイを採用した。アクセントカラーには、同グループの新テーマカラー「群青」を取り入れ、富士山周辺の空や湖の青を表現するという。

 バス・タクシー運転士のジャケットとパンツには、摩耗や引き裂きに強いナイロン繊維を使用した生地を採用し、「シートベルトの擦れによりジャケットが変色しやすい」という運転士の声を反映した。ネクタイには地元特産品織物の「ふじやま織」を採用し、従来型と安全面に配慮したワンタッチ式の2種類から選べる。対象は、富士急バス、フジエクスプレス、富士急モビリティ、富士急静岡バス、富士急シティバス、富士急静岡タクシー、富士急山梨ハイヤー、甲州タクシー、石川タクシー富士の運転士。

 バスガイドの春夏用ジャケットには、リサイクル素材を22%使った通気性の高い生地を採用し、屋外業務が多い夏場の快適性を高めた。従来のスカートに加え、動きやすいパンツスタイルを新たに導入し、自由に選択できる仕様とした。首元のスカーフには、従来型に加えループに通すだけで着用できるリボンタイプを用意し、ポケットチーフと併せて2色から選べる。対象は、富士急バス、フジエクスプレス、富士急モビリティ、富士急静岡バス、富士急シティバスのバスガイド。

 着用を終えた旧制服は廃棄せず、防災備蓄用の毛布にアップサイクルする。資源循環と地域防災の両面に貢献する取り組みで、完成した毛布は地元自治体へ寄贈するほか、富士急ハイランドで防災備蓄品として保管し、大規模災害発生時には来園者への提供も想定しているという。

 同社事業部技術・環境・CS推進課の山木礼菜さんは「制服は毎日着用するものだからこそ、今回のリニューアルでは現場の『働きやすさ』を最優先に企画を進めてきた。素材選びから細部の仕様まで試作を重ね、創立100周年にふさわしい制服が形になった。思い出の詰まった旧制服が防災備蓄毛布として生まれ変わり、地域の安心につながっていくことを、担当者としてうれしく思う」と話す。

 制服を監修した松屋法人営業部法人営業課担当課長の岩本隆雄さんは「現場の声を丁寧に拾い上げ、デザイン性と動きやすさを両立した制服を目指した。細部の仕様にまでこだわり抜いた新しい制服が、皆さまの誇りとなり、多くのお客さまを温かくお迎えする一助となれば」と話す。

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