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ジャパネットがふるさと納税に「クラフトビール」 富士山の水資源生かす

今回販売される「Cleyera」

今回販売される「Cleyera」

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 ジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)のグループ会社「ジャパネットウォーター」(山梨県山中湖村)が12月5日、自社商品のクラフトビール「Cleyera(クリエラ)」を山梨県山中湖村のふるさと納税返礼品限定で販売すると発表した。

醸造を担当した榊さん(左)

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 「クリエラ」を造った醸造所「富士麦酒醸造所」は、2021年に同社が保有するミネラルウオーター製造工場に隣接する形で醸造を開始。現在は長崎県で同グループが2019年から指定管理する「稲佐山公園」(長崎県長崎市)内のレストランで提供するビールとしてクラフトビールを製造している。

 ジャパネットホールディングス広報担当者の池田まゆさんは「2024年秋に開業する『長崎スタジアムシティプロジェクト』での展開も見据えて開業したクラフトビール工場。今までは公園のレストランにのみ提供していたが、今回のふるさと納税のために瓶詰めを行ったのは初めて」と話す。

 ビールの味は、香り高くキレのある味わいという。池田さんは「スパークリングのような華やかな香りと、フルーティーな味わいが特徴」と話す。

 醸造担当者の榊弘太さんは「クラフトビールは地産地消の意味合いが多く、原料である天然水や醸造所でお世話になっている山梨県に還元したい思いがあり、販売をふるさと納税返礼品に限定した」と話す。

 榊さんは「富士山や山梨を愛する人に飲んでもらいたい。スパークリングワインのように華やかなビールに仕上げているので、ビールの苦手な人にも受け入れてもらえたら」と話す。

 価格は330ミリリットル6本入り=1万4,000円。「ふるなび」「楽天ふるさと納税」「ふるさとチョイス」「JRE MALLふるさと納税」で取り扱う。

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