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富士宮で「旅する蚤の市」 福祉の循環を育む全国巡回マルシェ

「旅する蚤の市」過去開催の様子

「旅する蚤の市」過去開催の様子

 「旅する蚤(のみ)の市 TABINOMI(たびのみ)」が4月18日・19日の2日間、あさぎりフードパーク(富士宮市根原)で開催される。

「旅する蚤の市」過去開催の様子

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 「地図を広げる。そこから、新しい物語がはじまる」をコンセプトに、アンティークや骨董(こっとう)品、クラフト作品を携えて全国を巡る同イベント。3月に北九州の門司港レトロ地区での「プレビューマルシェ」で始動し、広島、神戸と続く全国ツアーの一環として、今回初めて富士山麓・朝霧高原での開催となる。

 同イベント代表の藤原愛さんは「普段は兵庫県で福祉事業所を運営し、障害のある方々と日々を共にしている。その中で強く感じてきたのは、『障害のある方が、特別ではなく当たり前に社会とつながる場』の大切さ。そんな思いから生まれたのが『旅する蚤の市』」と紹介する。

 イベントは「Antiques & Crafts」「Challenge Booth」「Challenge Stage」「Food & Drink」の4つの柱で構成。中でも「Challenge Booth」は、接客に苦手意識を持つ人や吃音(きつおん)などの特性を持つ人、学校に行きづらさを感じている子どもたちが、勇気を出して「店員」として立つ場。ブースには全国の福祉事業所で作られた手工芸品や、運営の思いに共感した全国の作家やショップから委託された商品が並ぶという。

 藤原さんは「会場には、プロの職人が魂を込めたアンティークやクラフト作品と、私たちが日々見守っているような全国の表現者たちの個性が、垣根なく当たり前に隣り合っている。そこにあるのは、ものづくりを通じて誰かと誰かがつながり、心が通い合う『福祉の循環』という優しい時間。この心地よい空気をさらに彩るのが、サインシンガー・強力翔(ごうりきかける)さんたちの音楽ステージ。手話と歌声が溶け合うパフォーマンスは、言葉の壁を超えて会場全体を大きな癒やしと一体感で包み込んでくれる」とも。

 「完璧なイベントではないかもしれないが、回を重ねるごとに成長していく過程を、ぜひ皆さまと一緒に歩んでいけたら。買い物を楽しみ、音楽に耳を傾け、ただそこにいるだけで心がほどけるような一日をお届けしたい」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~15時30分。入場無料。

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