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富士宮で「富士宮名物オンラインツアー」開催 地元の魅力を外部に発信

スタート地点になる富士山本宮浅間大社でメンバーら

スタート地点になる富士山本宮浅間大社でメンバーら

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 富士宮市を舞台にした「富士宮名物オンラインツアー」が11月21日、開催される。

パラセーリングを体験する風景

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 今年5月の開催に続く同ツアー。今回は、100人限定でZoomを利用し開催する。

 ツアー内容は、富士山本宮浅間大社(富士宮市宮町)でのツアー成功祈願の生放送に始まり、あらかじめ取材した動画を織り交ぜながらクラフトビール工場や酒蔵、観光ガイドボランティアによるおすすめ体験スポット、朝霧高原からのパラグライダー体験など観光やグルメスポットを体験してもらえる映像を提供する。

 ツアー動画を楽しみながら富士宮の味に親しんでもらおうと、「日本酒セット」「クラフトビールセット」、アルコール類の入っていない「お手軽冷凍便」など3セットを用意し、ツアー当日までに届ける。ツアー中に乾杯をしながら楽しむ仕掛けも提供していく。

 今回の企画・運営を行うチームロコの田辺元裕さんは「現在コロナ禍の状況下にあり、観光や飲食の魅力や情報を発信できないことから今回のツアーを考えた。前回は県外からの参加が多く、遠くは東北や沖縄の人に参加してもらった。今回もツアーを通して富士宮の魅力を発信したい」と話す。

 普段はウェブ制作会社を営んでいて、観光・飲食とは直接の関係はない田辺さんだが、「富士宮出身で、愛知での進学と就職を経て戻ってきた。地元の人が気付かない富士宮の魅力を外からの目線で紹介できる。今回のツアーは、地元の人が日常だと思っている部分にスポットを当て、地元の人にも富士宮の魅力を再発見してほしいと思った」と話す。地元観光ガイドや地域の人に協力してもらうことで、地域の魅力を多角的に見つめ直す仕組みを考えたという。「遠くの人はもちろん、富士宮の人にも参加してほしい。100人という多くの人と参加できるのもオンラインツアーならでは。旅の面白さの一つとして地域とのつながりを楽しんでほしい」と参加を呼び掛ける。

 ツアー料金は8,800円。

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