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富士宮市のクラフトビール販売会社が富士宮やきそば学会とコラボ新商品開発

富士宮やきそばとやきそばジンジャーIPAを持つ渡辺代表(左)と田辺さん

富士宮やきそばとやきそばジンジャーIPAを持つ渡辺代表(左)と田辺さん

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 クラフトビール「フジヤマハンターズビール」の製造・販売を手がける「FARMENT(ファーメント)」(静岡県富士宮市)が9月3日、新商品「やきそばジンジャーIPA」「宮サワ」の販売を始めた。

富士宮やきそばとジンジャーIPA(左)と宮サワ

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 ご当地グルメ「富士宮やきそば」に合う商品として、富士宮やきそばで地域おこしを目指す富士宮やきそば学会と共同開発した同商品。どちらも、さっぱりとした味を出すためショウガを配合した。

 やきそば学会の渡辺孝秀代表は「蒸し麺の食感と肉カスを使った味わい、魚粉を使った風味が特徴の富士宮やきそばに合ったビールにしようと、今年5月から会員たちとアイデアを出し合ってきた」と話す。

 「ハードセルツァー」と呼ばれるアルコール飲料の「宮サワ」について、渡辺代表は「焼きそばとレモンサワーの相性は抜群。ビールが苦手な人もやきそばと一緒に飲める飲料を提供したいと考案した」と話す。

 新商品は初回各350本を製造。富士宮市内を中心に国内20カ所以上で販売するため現在追加生産を行っている。

 企画担当者で焼きそば学会メンバーの田辺元裕さんは「商品を通じて、地元ソウルフードのさらなる認知と、新しい食文化を育てていきたい」と期待を寄せる。

 1本=350ミリリットル入り。価格は、「やきそばジンジャーIPA」=780円、「宮サワ」=700円。

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