プレスリリース

一生モノの健康知識を、46枚の札に~クラウドファンディング開始のお知らせ~

リリース発行企業:一般社団法人日本DOHaD学会

情報提供:

2026年8月29日(土)|第14回日本DOHaD学会学術集会の開幕日に始動


胎児期・乳幼児期の環境と将来の健康との関係を、子どもから大人まで楽しく学べるカルタに。2027年、浜松で開催される国際DOHaD学会での体験イベントも計画しています。

一般社団法人日本DOHaD学会に所属する若手研究者を中心とした「DOHaDカルタチーム」は、胎児期や乳幼児期の環境と将来の健康との関係を、子どもから
大人まで遊びながら学べる「未来の健康を育む学べるカルタ」を制作します。カルタの初回印刷、解説資料の制作、小中高生などを対象とした体験イベントの開催に向け、2026年8月29日(土)より、クラウドファンディングサービス「READYFOR」で寄付募集を開始します。
開始日は、福井県福井市で開催される「第14回日本DOHaD学会学術集会」(会期:2026年8月29日~31日、テーマ:「こころの発達とDOHaD」)の開幕日です。学術集会で研究成果を共有する日に、それぞれの研究者の手によって、研究室に蓄積されてきたDOHaDの知識を社会へ届ける新たな挑戦を始動します。
クラウドファンディング:https://readyfor.jp/projects/dohad_karuta




「DOHaD」を、研究者だけの知識にしない

DOHaD(Developmental Origins of Health and Disease:健康と疾患の発達起源)とは、胎児期や乳幼児期をはじめとする人生の早い段階の環境が、成人後の健康や病気のなりやすさに影響するという考え方です。
妊娠中だけでなく、妊娠前からの栄養状態や生活習慣も、本人と次の世代の健康を考えるうえで重要です。DOHaDは、プレコンセプションケア、母子保健、子どもの健やかな成長、生活習慣病予防などにつながる、ライフコース全体を捉えた健康づくりの考え方です。
一方で、「DOHaD」という言葉や、その背景にある科学的知識は、一般にはまだ十分に知られていません。プロジェクトメンバーはこれまで、妊娠・出産、栄養、子どもの健康の重要性を伝える活動を続けてきました。その中で、「難しそう」「自分にはまだ関係ない」と受け止められ、大切な知識が十分に届かないという課題を感じてきました。
そこで、専門的な知識を一方的に「教える」のではなく、世代を超えて一緒に楽しみながら学ぶ方法として、日本の伝統的な遊びであるカルタに着目しました。

科学的知識を、親しみやすい46枚の札に

「未来の健康を育む学べるカルタ」は、DOHaDに関する科学的知識を、日常の言葉と親しみやすいイラストで表現した46枚のカルタです。読み札と解説文は、専門的な内容を分かりやすく、かつ正確に伝えるため、若手研究者(医師・管理栄養士・助産師)を中心とするプロジェクトメンバーが議論を重ね、一枚ずつ作成しました。絵札についても、読み札との整合性、DOHaDの趣旨に沿った表現であるか、子どもたちに誤解を与えないかという観点から、プロジェクトメンバーが一枚ずつ確認しています。
カルタ本体に加え、それぞれの札が伝える科学的な意味を詳しく学べる解説資料も制作します。「札を取って楽しみ、解説を読んで深く理解する」。遊びと学びを行き来しながら、一生を通じて役立つ健康知識に触れられる科学コミュニケーション教材を目指します。

カルタを作るだけでなく、対話と学びの場をつくる

本プロジェクトでは、カルタを完成させるだけでなく、実際にカルタを囲み、子ども、家族、研究者、医療・保健・栄養の専門職が一緒に健康について話し合える場をつくります。
子どもが札を手に取り、「これはどういう意味?」と問いかけ、大人も一緒に考える。そのような対話を通じて、自分自身と未来の世代の健康を大切にする意識を育むことを目指し、プレコンセプションケアにも繋げたいと考えています。
プロジェクト成立後は、小学生・中学生・高校生などを対象とした体験イベントを実施する予定です。将来的には、学校、医療機関、保健センター、子育て支援施設、地域イベント、家庭などでの活用と、カルタの一般販売も視野に入れています。

2027年、浜松から世界へ

2027年10月17日から20日まで、静岡県浜松市において「第14回国際DOHaD学会学術集会」が開催されます。本プロジェクトでは、同大会で「未来の健康を育む学べるカルタ」の体験イベントを開催し、日本のカルタ文化を通じて、世界各国の研究者や参加者とDOHaDの理念を共有する企画を構想しています。イベントの詳細は、2027年春頃に決定する予定です。
日本の伝統的な遊びを、国や言語、専門分野を越えて、次世代の健康について考える架け橋にすることを目指します。

プロジェクトメンバー からのコメント

「DOHaDに関する大切な知識が、研究者や一部の専門家の中だけに留まっていては、社会を変える力にはなりません。どれほど重要な知識でも、『難しそう』『自分にはまだ関係ない』と思われた瞬間に、心のシャッターが閉まってしまいます。そこで私たちは、教えることからではなく、まず一緒に楽しむことから始めたいと考えました。
一枚の札をきっかけに、子どもが『これはどういう意味?』と問いかけ、大人も一緒に考える。そんな対話が、家庭や学校、地域へ広がることを願っています。
DOHaDは、未来の子どもたちの健康、そして日本の健康づくりを変えていく大切な鍵です。日本発のカルタを浜松から世界へ、そし一人ひとりの日常へ届けるため、皆さまの温かいご支援を心よりお願い申し上げます」(プロジェクトリーダー:金高有里のコメントから抜粋)

プロジェクトメンバー(日本DOHaD学会所属研究者)
春日義史(産婦人科医師)、佐藤いずみ(助産師)、和田亘弘(管理栄養士)、森亘平(産婦人科医)、原千里(管理栄養士)、金高有里(管理栄養士:プロジェクトリーダー)

クラウドファンディング概要

プロジェクト名
 一生モノの健康の知識を、一枚の札に込めて。若手研究者チームの挑戦。
実施主体
 一般社団法人日本DOHaD学会 DOHaDカルタチーム
募集開始日
 2026年8月29日(土)10時~
募集終了日
 2026年10月27日(火)23時
目標金額
 200万円
募集形式
 All or Nothing
プロジェクトページ 
 https://readyfor.jp/projects/dohad_karuta
主な資金使途
・ 「未来の健康を育む学べるカルタ」の初回印刷
・ 解説資料の制作
・ 編集、デザイン、校正
・ 梱包および発送
・ 小中高生などを対象とした体験イベントの開催
・ 2027年国際DOHaD学会でのカルタイベントの運営
※天災などのやむを得ない事情により予定するイベントを開催できない場合は、申し込みのあった学校などへカルタを無料で配布する事業に活用します。


取材・画像提供について
以下の内容について、取材および素材提供が可能です。
・ DOHaDの基本的な考え方と社会的意義
・ 若手研究者がカルタ制作に取り組んだ背景
・ 読み札、絵札、解説資料の制作過程
・ プロジェクトメンバーへのインタビュー
・ 小中高生などを対象とした体験イベント
・ 2027年国際DOHaD学会に向けた活動
・ カルタ画像、制作風景、メンバー写真等の提供
取材・掲載をご希望の報道関係者は、下記までお問い合わせください。

一般社団法人日本DOHaD学会について
学会公式サイト:https://sites.google.com/view/j-soc-dohad/

本件に関するお問い合わせ先
一般社団法人日本DOHaD学会 DOHaDカルタプロジェクトチームリーダー
担当者: 金高有里
所在地: 北海道札幌市東区中沼西4条2丁目1ー15札幌保健医療大学 金高研究室内
電話: 研究室011-788-6804(内5307)、携帯電話090-1215-7305
E-mail:kintaka@sapporo-hokeniryou-u.ac.jp
プロジェクトページ:https://readyfor.jp/projects/dohad_karuta

一般社団法人 日本DOHaD学会
日本DOHaD学会は、胎児期や出生後早期の環境と、成長後の健康や疾病リスクとの関係を研究するDOHaD分野の発展を目指す学術団体です。産婦人科、新生児科、小児科、内科、公衆衛生学、栄養学、遺伝学、生物学、分子生物学、神経発達学など、多様な分野の研究者・医療専門職が参画し、学際的な研究交流、共同研究、人材育成、社会への普及啓発に取り組んでいます。
理事長 伊東 宏晃(浜松医科大学特命研究教授/名誉教授 藤枝市立総合病院顧問)

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