季節限定メニュー「甲州ワインビーフの赤富士バーガー」の提供が6月1日、富士マリオットホテル山中湖（山梨県山中湖村）内のレストラン「Grill＆Dining G」で始まる。

　季節に合わせて地域食材を使ったハンバーガーを考案している同ホテル。今回は夏の早朝に霧や朝日の影響で山肌が赤く染まって見える赤富士の情景を表現したという。

　ワイン造りの過程で生まれるブドウかすで飼育されるブランド牛「甲州ワインビーフ」を使ったパテと、「甲州富士桜ポーク」のベーコン、アメリカ産ハンギングテンダーのグリルを富士山型に焼き上げたホテルで焼き上げたブリオッシュバンズでサンドし、雪帽子に見立てたチーズソースの上に、ケチャップとシラチャーソースなどを使ったオリジナルチリソースをかける。富士市産のフルーツトマトを使ったトマトスープを入れたスキレットの上にバーガーを載せて提供する。

　メニュー開発に携わった同ホテルの村上俊明シェフは「富士の風物詩でもある赤富士からインスピレーションを受けて開発した。水面に映る赤富士を再現したトマトスープをスキレットに注ぎ入れることで、スープとバーガーが混ざり合い、食感が変わっていく過程を楽しんでほしい」と話す。

　価格は4,000円。営業時間は、11時～13時30分、16時30分～21時。8月31日まで。