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裾野で「サウナ専用ところてん」試食会 「ところてんの日」にちなみ企画

サウナ上がりに提供された「サウナ専用ところてん」を試食する参加者

サウナ上がりに提供された「サウナ専用ところてん」を試食する参加者

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 「サウナ専用ところてん」の試食会が6月10日、温浴施設「サーマルサウナスタジオ富士」(静岡県裾野市)で行われた。

試作品の「サウナ専用ところてん」

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 日本記念日協会(東京都)が制定した「ところてんの日」(6月10日)にちなみ行った同試食会。ところてんの製造・販売を手がける「栗原商店」(静岡県清水町)によると、「サウナ専用ところてん」は同記念日に向け開発した試作品という。

 栗原康浩社長は「今年3月のオープンの際、サーマルサウナスタジオにところてんを贈った。その後、施設でところてんを食べる人が多いと聞いたため、サウナ客需要を見込み専用商品を開発した」と話す。

 同商品に添付のたれには沼津市産ミカンのジュースを使う。「たれの酢の量を減らし、ミカンで酸味を調整している」と栗原社長。「通常のたれに比べ、ビタミンCとクエン酸が補給できる。ところてんには水分補給で必要なミネラル分も入っているので、サウナ上がりの水分補給にはぴったり」とも。

 試食会には、静岡県だけでなく東京から訪れた男女8人が参加。サウナ上がりに試食を行った。三島市在住の小泉あゆみさんは「この施設のファンで2週に一度は通っている。通常のところてんと異なり、かんきつの酸味は香りが良く、サウナでほてった体を落ち着かせてくれる」と話す。

 同施設社長の松永武さんは「栗原さんから頂いたのをきっかけに販売を始めたところてんは、今では3カ月で600食が出る人気商品になっている。今回の試食会をきっかけに、はやりものではなく長く愛されるサウナ好きの商品になれば」と期待を寄せる。

 栗原社長は「まだ商品化に向けていくつか超えなくてはいけないハードルがある。試食会の意見を参考にさらなる開発を進めていきたい」と話す。

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