富士急ハイランドオフィシャルホテル「ハイランドリゾート ホテル&スパ」(山梨県富士吉田市)が10月10日から、富士急行創立100周年記念作品「冨士急三十六景」の展示を行う。
富士急行(山梨県富士吉田市)の創立100周年を記念し9月18日に発表した同作は、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」をオマージュした伝統木版技法による浮世絵作品。
公開する作品は、富士山麓電気鉄道や、富士ゴルフコース、富士急ハイランド、アウトドアリゾート「PICA」、ホテルマウント富士など、 富士急グループを象徴する風景を描いた10点。同社100年の歴史を表現するため、作品には昔の旅人、現代の観光客、日本人、海外から訪れた人々など、さまざまな人物を描き込んだ。富士急行では今後、グッズ、土産、作品の販売も検討しているという。
浮世絵を描いたのは絵師の田村久美子さんで、「江戸木版画」の制作は浮世絵木版画工房「高橋工房」(東京都)が担当した。
田村さんは「『現代に北斎がいたら、どんな絵を描くだろう』、この問いと共に描いてきた。富士急グループの事業は常に人々のにぎわいを生み、その中心にあったのは富士山。これらの魅力をどう浮世絵に描き込むか、畏れながらも一人の絵師として北斎に挑む日々は、この上ない挑戦であり、喜びと興奮として力をくれた。 創業100年の歴史とこの企画に携わる人々の思いを一つ一つ拾い上げて描き、職人の方々とつくりあげた浮世絵が、また時代を超えて人々を魅了する一枚になることを願う」と話す。