富士宮市民文化会館(富士宮市宮町)が12月1日にリニューアルオープンする。これに先立ち、11月15日、「暁AKATSUKI」によるオープニング記念公演が行われる。
同館は1981(昭和56)年の開館から40年以上が経過し、耐震性能の不足や建物・設備の老朽化が進んでいたことから、2024年4月に休館し、耐震化・長寿命化・機能向上を目的とした改修工事を進めてきた。11月14日には、大ホール玄関前でのテープカットや大ホールでの記念式典を行うオープニングセレモニーを開き、式典終了後は館内の自由内覧の時間も設ける。
記念公演で演奏する「暁AKATSUKI」は、トランペット奏者の田尻大喜さん、同市出身で吟詠家・尺八奏者の前田健志さん、津軽三味線奏者の福居慶大さんの3人から成る和洋折衷のインストゥルメンタルバンドで、田尻さんの呼びかけで結成された。「音楽で世界をつなぐ」「伝統芸能を新しい形で世界に発信する」「日本人の心を音に乗せて表現する」を掲げ、オリジナル楽曲を中心に、アコースティックからEDMとの融合まで幅広いジャンルで活動している。当日は3人に加え、パーカッション・和太鼓奏者の赤羽拓真さん、ピアノ奏者の大野紘平さんが出演する。
同施設の塩川小百合さんは「吟詠家・尺八奏者の前田さんは幼少期から詩吟に親しみ、メディアへの登場も多く、尺八を学び始めてから市内外での演奏活動の場を広げてきた。中学時代からは海外でも演奏しており、現在は国内外で音楽活動を行っている。新しい出発には若い力がふさわしいと、前田さんと彼が所属するバンド『暁AKATSUKI』に出演を依頼した」と話す。
「今回の記念コンサートでは、バンド演奏だけでなく、詩吟や尺八といった邦楽演奏や地元の高校生が合唱で共演するなど、祝いの場にふさわしいステージ展開となる予定」と来場を呼びかける。
14時30分開場、15時開演。入場無料(全席指定)。公演チケットは、同館のチケット予約サイトの会員登録、事前予約が必要(1人2枚まで)。