「食」と「職」のまちおこしイベント「ヒナカラマチコ」が11月8日、昭和自動車学校(富士市比奈かぐや姫)で開かれる。
2023年に始まり、今回で4回目を迎える同イベント。地元の企業や身近な店の「日々の仕事」を知ることがまちおこしへの第一歩と考え、「ワーキング」をイベント化した。名称は「富士市比奈からはじまるまちおこし」を略したものだという。
会場には83ブースからなる架空の「ヒナ商店街」を設ける。1丁目では食事やスイーツ、飲み物のほか、地元の農産物や雑貨などを販売。1.5丁目には富士市立中央図書館の移動図書館が出張する。2丁目ではステンドグラスやキッズネイルなどの体験&ワークショップを、4丁目では吉原工業高校自動車研究部や自動車販売店などによる展示を、それぞれ行う。
3丁目の「ジョブマニア」は、仕事を疑似体験するエリア。地元の事業者などが23業種の仕事を用意し、ミッション達成の報酬として架空通貨「ヒナー」を支払う。参加者はヒナーを商店街での買い物に使える。各ブースには地元の高校生ボランティアが1人ずつ入り、参加者と事業者の橋渡し役を務める。
業種間には互いのブースを補完し合う流れを組み込んだ。新聞記者が書いた記事は郵便局が届け、ラジオ局が放送する。架空通貨は銀行から警備会社が各ブースへ輸送。残業代の未払いや、ストライキによる最低賃金の引き上げなど、現実の労働を模した仕掛けも盛り込む。
ステージでは、富士市立高校吹奏楽部と富士東高校吹奏楽部が演奏するほか、A-1キッズスクールがチアダンスを披露。正午からは、元保護犬が出演するサーカス団「わんわん大サーカス」がステージに立つ。MCはRadio-f(ラジオエフ)パーソナリティーの伊藤慶さんが務め、富士市観光PR大使の第41代かぐや姫クイーン、磯野ゆりあさんも来場する。
昭和自動車学校の細川慎一郎さんは「ジョブマニアの転職に履歴書は不要。現実に即したサプライズも用意する。一緒に現実から逃避してもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~14時。入場無料。ジョブマニアの参加費は1人300円。