「それ、みやげにして宮！名物コンペ2023」の結果が9月17日、富士宮の「ふじのみや門前市まつり」で発表された。

「萬元豚＆富士山のめぐみ ライスバーガー」

　富士宮名物の土産となる新商品・既存商品の発掘・改良・情報発信強化を目的に、2017（平成29）年から毎年開催。受賞商品には奨励金を用意するほか、宣伝なども行う。主催は富士宮市観光協会などで組織する推進委員会。

　市内店舗から新商品やリニューアル商品を募集し、名物推進委員会が賞を決める「『生んで宮！育てて宮！』部門」と、今年から新設した富士宮市の既存商品お土産総選挙部門「『推して宮！』部門」の2部門で審査した。

　「推して宮！部門」の市長賞は、まかいの牧場の「富士山チーズケーキ」が選ばれた。同商品は、2種類のクリームチーズや、国産小麦、まかいの牧場自家製のノンホモ牛乳で作ったケーキ。奨励賞は富士正酒造の「日本酒仕込み ワタシの柚子（ユズ）酒」が選ばれた。

　「『生んで宮！育てて宮！』部門」の大賞は、富士宮高校会議所と、富士宮市の精肉店「肉匠 さの萬」とのコラボ商品「萬元豚（まんげんとん）＆富士山のめぐみ ライスバーガー」が選ばれた。富士宮のブランド豚「萬元豚」を富士山麓白糸産コシヒカリでサンドした商品で、自家製ソースはしょうゆ味と塩味の2種類。電子レンジで調理できるよう冷凍で販売している。

　「『生んで宮！育てて宮！』部門」の奨励賞は、「ヒカリクリエイティブ」の「富士宮オリジナルデザインコースター」と、富士山麓で育てたニジマスを押しずしにした御食事処ふじしげの「富士の清流巻」が、特別賞は江戸屋本店の「富士の幸寿豚カレーパン」が選ばれた。