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富士山で「初冠雪」観測 平年比25日、昨年比21日早く

富士山須走口ふじあざみラインの入り口付近から望む富士山の初冠雪(9月7日撮影)

富士山須走口ふじあざみラインの入り口付近から望む富士山の初冠雪(9月7日撮影)

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 甲府地方気象台が9月7日、富士山で初冠雪を観測したと発表した。

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 初冠雪は「夏が終わった後、山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで白く見えること」としており、甲府地方気象台では、富士山と甲斐駒ヶ岳で毎年観測を行っている。

 富士山の初冠雪の平年値は10月2日で、今年は25日早く、昨年に比べると21日早い観測となった。最も早い初冠雪は2008(平成20)年の8月9日で、最晩日は2016(平成28)年の10月26日。

 甲府地方気象台が発表する「初冠雪」とは別に、山梨県富士吉田市の富士山課が独自に確認し2006(平成18)年から毎年発表している「初雪化粧」宣言も存在し、2018(平成30)年は10月15日、2019年が10月23日、2020年は9月21日に「初雪化粧」宣言を行った。

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