「富士山川柳」結果発表 静岡の企業が審査員に

冬の富士山

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 川柳投稿サイト「まるせん」は12月5日、2013年に世界遺産に登録された「富士山」をテーマにした「富士山川柳コンテスト」の結果を発表した。

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 募集期間は10月30日~11月26日で、応募件数は121作品。静岡県の林製紙(富士市)、シーラック(焼津市)、富士茶農業協同組合(富士市)が審査員となり、それぞれの賞も用意した。

 林製紙の「バンビックス賞」は「富士見んと 往復左右の 席予約」(くまじいさん)、シーラック「バリ勝男クン賞」は「妻と富士 遠目の方が 美人かも」(酒乱Qさん)、富士茶農協賞は「『ふじしゃんだ!』つられて大人も 窓を見る」(ユコーさん)。

 「富士山川柳コンテスト」を開催した経緯について、「まるせん」を運営する深沢商店の深沢立春さんは「私自身が富士市の出身で、富士山をとても身近なものと感じている。川柳投稿サイトまるせん自体は全国の人に利用・投稿していただいているが、富士山をテーマにしてどのような川柳が集まるか知りたくて開催した」と話す。

 入選作品は、「機外から 海外旅行 締める富士」(匿名)、「窓に富士 見えて上座に なる座席」(二月三十日さん)、「富士の山 世界遺産で 人の山」(320さん)、「負けんなと 言われてるよな 富士の風」(青い鳥さん)、「雲のなか 粉雪纏(まと)う メイク室」(曇天さん)、「止まらない 恋にも似てる 砂走り」(春爺さん)。

 今後の展望について、「第2回、第3回と継続的に開催し、少しずつでも認知度を上げていけばおのずと投稿数も増えていくのではないかと期待している」と深沢さん。「入賞3作は静岡・山梨以外の方だった。地元の方に頑張ってほしかったという一方、全国の人から富士山が愛されていると感じることができた」とも。

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