2016年夏季の富士山登山者数、昨年と比べ約1.4万人増 環境省が発表

須走口5合目からの富士山

須走口5合目からの富士山

  • 0

  •  

 環境省が9月27日、2016年夏季の富士山登山者数を発表した。

[広告]

 今年7月1日から閉山日の9月10日までの登山者数の合計は約24.8万人で、昨年同時期の夏季登山者数と比べ約1.4万人増加(プラス6%)、一昨年と比べると約3.7万人減少したことが分かった。

 富士山の登山者数を把握するために2005年から行っている同調査。4つの登山道(吉田ルート、須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルート)のそれぞれ8合目付近に赤外線カウンターを設置し計測している。

 登山道別の登山者数は、吉田ルート=約15.2万人(前年比・プラス11.3%)、須走ルート=約2.1万人(同・マイナス12.5%)、御殿場ルート=約1.6万人(同・マイナス0.1%)、富士宮ルート=約6万人(同・プラス3.3%)。

 今期の中で最も登山者の多かった日は、7月30日の7762人。次いで8月6日・13日・12日、9月3日の順となった。登山道別で登山者数が最も多くなた日は、吉田ルート=7月30日(4585人)、須走ルート=8月13日(950人)、御殿場ルート=7月17日(557人)、富士宮ルート=8月13日(2107人)だった。

 土曜・日曜・祝日および平日の登山者数平均は、休日=4785人で、平日=2727人。同時期の山頂の雨天の日数は25日(35%)だった。

富士山経済新聞VOTE

富士山閉山日統一。開山日はどうする?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース