ドキュメンタリー映画「The Swimming Clown~水の導化師の物語~」の上映会とアフタートークが8月30日、富士市文化会館ロゼシアター(富士市蓼原)中ホールで行われる。
同作は、富士市出身の水中パフォーマー、不破央(ふわ・ひさし)さんの半生を追ったドキュメンタリー作品。引退までの約10カ月間に密着し、栄光と挫折、「水を通じて人とつながる人生」を描く。監督は竹内佳嗣さん。ナレーションを俳優の妻夫木聡さんが担当し、エンディング曲にはSAHAJiの「Dive Into A New World」を起用した。
不破さんは1968(昭和43)年生まれ。富士市立鷹岡小学校で水泳を始め、その後、競泳の道に進んだ。競泳選手としては100メートル平泳ぎの元日本記録を保持する。引退後は海外協力隊員としてグアテマラで水泳を指導した経験を経て、1998(平成10)年に水中パフォーマンス集団「トゥリトネス」を旗揚げ。ショーでは「水の導化師・おーちゃん」として、クラウン(道化師)を演じてきた。映画・ドラマ「ウォーターボーイズ」では水中演技指導も手がけた。トゥリトネスとしての活動は、26年間で公演数1015回、1000カ所以上のプールでショーを行い、2024年末にパフォーマーを引退した。
上映会に先立ち、不破さんは市内の学校で講演会を行っている。6月には富士市立鷹岡中学校で「夢を実現するちから」をテーマに講演。生徒からは失敗の乗り越え方などについて質問が寄せられた。7月には鷹岡小学校でも講演を予定する。
同上映会は、市制施行60周年記念事業の一環で開催。来場者には、記念事業の限定グッズ「市制60周年ハローキティコラボ限定ステッカー」(非売品)を進呈する。上映後には不破さん自身によるアフタートークを予定し、「富士市から世界へ-水の導化師の物語」をテーマに、同市での原点や世界での挑戦、今後の同市への思いなどを語る。
不破さんは「富士市で上映できることを、とてもうれしく思っている。この映画は、富士市出身の人間がスポーツで活躍したことを描いた作品ではない。富士市で育った一人の少年が、何度も壁にぶつかり、その度に挑戦を続けてきた人生を描いた物語。『人生は何度でも挑戦できる』。世代を問わずご覧いただいた皆さまが、ご自身の人生を少し振り返り、新たな一歩を踏み出すきっかけになれば。当日、皆さまと会場でお会いできることを楽しみにしている」と来場を呼びかける。
13時30分開演(上映約90分、アフタートーク約30分)。入場無料。定員あり。事前申込制で、申し込みは富士市ウェブサイト電子申請で受け付ける。