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富士宮「富士花鳥園」でオリジナルアジサイ「加茂セレクション」が見頃へ

「加茂セレクション」の品種「ピーターパン」

「加茂セレクション」の品種「ピーターパン」

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 富士花鳥園(静岡県富士宮市)で現在、オリジナルアジサイが見頃を迎えている。

「加茂セレクション」の品種「佳澄」

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 同園では、花鳥園グループで姉妹園で静岡県掛川市にある加茂荘花鳥園で作られた品種「加茂セレクション」を、ハウス内で約35種・約200鉢展示している。

 加茂荘花鳥園では1992(平成4)年からアジサイの改良に取り組み、初めはよい品種があまり得られなかったが毎年交配を繰り返し、丈夫で作りやすく、花付きが良く、バラエティー豊かな品種を目標に改良を進め、10年ほど前から多くの新品種が得られるようになったという。

 ハウス内で管理している株の見頃は6月上旬から7月上旬。富士山麓、標高888メートルの朝霧高原に位置する富士花鳥園は、夏の冷涼と年間の高湿度などがアジサイの育成・栽培に適しているという。

 夏の高温や強い日差し、風雨を避けられることもあり花持ちが良くゆっくりと咲き進むため、秋色アジサイに移り変わる好条件でもあるという。そのため花の鑑賞期間は長く、満開の後も秋口まで美しさを保つ品種もある。

 開園時間は9時~17時(12月1日~3月31日は16時まで)。入園料は、大人=1,100円、小学生=550円など。

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