山中湖平野地区に7月、キャンプ場「RECAMP（リキャンプ）山中湖」（南都留郡山中湖村平野）がオープンする。

　山中湖平野地区で未活用のテニスコートやグラウンドをキャンプ場に転換し、地域の事業者とアウトドア部会を設立し運営を行う「RECAMP山中湖」プロジェクト。キャンプ場企画・運営会社のRecamp（目黒区）と、山中湖・平野旅館民宿組合・アウトドア部会が共同でプロジェクトを展開する。

　山中湖平野地区にはテニスコートが約2000面あるが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で団体旅行（合宿）の自粛が相次ぎ、地域の宿泊事業者に多大な影響を与えているという。プロジェクトでは、コートを保有する旅館民宿の要望に応じながら、キャンプ場としての活用を図っていく。

　今回オープンする「RECAMP山中湖」の敷地は1万4000平方メートルで、フリーサイトとオートサイトを用意する。どのサイトからも富士山を眺めることができるという。

　RECAMP山中湖のオープンを記念して6月1日から、さまざまな特典を用意する「RECAMP富士五湖周遊スタンプラリー」も開催する。

　利用料金はテントサイト＝4,000円～。テントなどのレンタルも行う。ペットの同伴には1泊あたり1,000円が別途必要。予約の受け付け開始は6月1日。