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富士登山者数、2年連続減少 一昨年から4割減

夏の様相の富士山

夏の様相の富士山

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 環境省は8月11日、「平成27年夏期の富士山登山者数の中間発表」を行い、富士山の登山者数の合計は約7.8万人で、昨年の約10万人に比べ約2.2割減っていることが分かった。 過去7年で登山者数が一番多かった2013年の約13.6万人からは2年連続の現象で下落率は約4割になる。富士山が世界遺産に登録された2013年より前を含めた過去7年の記録の中でも過去最低の記録となった。集計期間は7月1日~31日。

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 富士山山頂部への登山者数を把握するために2005年から行っている同調査。4つの登山道(吉田ルート、須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルート)のそれぞれ8合目付近に赤外線カウンターを設置し計測している。

 登山者数が減少している原因として、「須走口は7月のマイカー規制の期間が増えたことが考えられるが、それ以外の登山道での規制は前年同月では同じ期間」と説明。

 登山道別の登山者数は、吉田ルート=約4.5万人(前年比2.2割減)、須走ルート=約0.8万人(同4割減)、御殿場ルート=約0.5万人(同1.3割減)、富士宮ルート=約1.9万人(同1割減)。 

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