
ギャラリー「Casa Blanca(カーサブランカ)」(静岡県富士宮市杉田)で7月5日・6日、企画展「あおをまぜる」が開催される。
会場となるカーサブランカは、富士山の麓にある家を舞台にした小さなギャラリー。衣食住にまつわるものづくりに取り組む作家たちの作品を取り入れたライフスタイルの提案や作家同士の出会い、関わりを深める場として、イベントなどを定期的に開いている。今回の「あおをまぜる」は、2022年8月の初開催以来、約3年ぶりの企画展となる。
同イベントでは、県内外から8組の作家が出展を予定。正藍(しょうあい)染めの「かぜつち模様染工舎」南馬久志さん、ガラス器・装身具の「emirp(エマープ)」内藤裕之さん、革小物の「ATELIER SABO(アトリエサボ)」風間賢さん、紙刺しゅうの「soeru craft(ソエルクラフト)」小針真菜実さん、4組のクラフト作家が、それぞれの感性で「あお」を表現。
飲食ブースでは、「小さな台所」村松かおりさんが焼き菓子を、「ground2coffee(グラウンドコーヒー)」太田圭さん(5日のみ)、「SHAKA.coffee(シャカコーヒー)」望月隆明さん(6日のみ)がコーヒーを、それぞれ販売。「旅するご飯 晴れと群青」佐藤竜治さんはエスニック料理や「青いカレー」を提供し、「五感で楽しむ2日間を演出する」という。
体験企画として、作家たちのコラボによるデザートメニューを用意。5日は「ground2coffee」、6日は「SHAKA.coffee」のアフォガードをガラス作家「emirp」のグラスで提供する。アフォガードには、「小さな台所」の焼き菓子を添えるという。
同ギャラリー主宰の佐藤吉法さんは「暮らしに『あお』を混ぜるように、装いに『あお』を加えるように、風景に『あお』を溶かすように、総勢8組の作り手と共に、清涼感あふれるテーマで企画した。十人十色の世界観が織りなす、一期一会の『あお』が広がる2日間。『始まりから、終わりまで』『視覚から、味覚まで』、ちりばめた『あお』を全身で感じて楽しんでほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は11時~17時。入場無料。