ビール専門店「ビール屋ハンザ」(富士宮市大宮町)が2月23日、富士宮神田通り商店街にオープンした。
店舗面積は120平方メートル。国内外のクラフトビール60種類と、ビールに合う缶詰などを用意している。
店内には6種類のタップがあり、その場でカップの提供だけでなく、グラウラーなど容器を持参すれば量り売りにも対応する。6種類のタップは現在、市内で醸造されている3銘柄と海外のクラフトビールを取り扱う。
店主の佐野裕之さんは、市内で酒店「酒のやまき」(野原新田)の2代目店主。「店を継ぐ際に、何か特色のある酒屋を営みたいと考え、クラフトビールを中心とした店構えにした。店舗では80種類以上を用意していて、キャンプの買い出しや県外から来てくれる購入客も増えた」と話す。一方で、「駅から交通の便が悪く、市内の一般利用者が少ない。駅近い場所に出店し、クラフトビールの需要を高めたいと何年も考え、今回の出店に至った」。
スタッフの森内正一さんは「ビールの好みを見つけるというより、おかずに合うビールや、気分に合うビールなどカジュアルに選んでほしい。初心者でも気軽に話し掛けられる店舗づくりを目指していきたい」と話す。
営業時間は10時~20時。木曜定休。