静岡県裾野市で9月1日、「富士山すその阿波おどり大会」が開催される。
すその駅前中央商店街周辺で毎年開催し、今年で35回目となる同大会。市内8連(グループ)をはじめ、計22連の踊り手たちが太鼓、鐘、笛の音に合わせて踊りを披露するという。
会場では、すその駅前中央商店街を中心に通りを練り歩く「組み踊り」、裾野駅前・沼津信用金庫駐車場で行う「演舞会場」の2つのポイントで、それぞれの連の違った踊りを楽しめるという。「踊り手と観客の距離の近さが富士山すその阿波おどり大会の特長」と大会広報担当者。
15時からは、阿波おどり以外も楽しんでもらおうと「AWAマルシェ」を初開催。飲食店・クラフト・ワークショップ・似顔絵など30近くの店が並び、音楽やお笑いのステージイベントも行う。
大会の最後には優秀連を決めるほか、お祭り最中には個人賞が逐一決定し、踊り手に個人賞フラッグをその場で贈る。観客は踊り手の中でも優秀賞受賞者をすぐ見分けることができ、踊りを楽しめるという。
担当者は「毎年徐々に大きくなっていっている祭りで、昨年ご覧いただいた方もまた新たな楽しみ方ができるのでは。踊ってみたい方は自由参加可能な『にわか連』もあるので、遠慮なく『踊る阿呆(あほう)』になって楽しんでほしい」とアピールする。
開催時間は、催し物=15時~18時、阿波おどり大会=18時~20時30分。