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富士市で「富士山紙フェア」-工場夜景ツアーやマンガ・小説教室も

田子ノ浦港夕景(撮影:島田重徳さん)

田子ノ浦港夕景(撮影:島田重徳さん)

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 ふじさんめっせ(静岡県富士市柳島)で10月25日・26日、「第2回 富士山紙フェア」が開催される。

鈴木マサカズさんと鈴木麻純さんの作品

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 富士市の地場産業である紙パルプ産業の振興を図るため、「紙のまち富士市」をPRしようと開く同イベント。会場では、紙すきやダンボール工作、手作りだこ体験ができる「紙のチャレンジ工房」や、「ダンボール巨大迷路」、45秒間で積み上げられたトイレットペーパーをそのままもらうことができる「トレペ積み上げコンテスト」(参加費100円)などのほか、紙の芸術作品の展示やペーパービジネス大賞などの企画を用意。26日はガチャピン・ムックと遊べるコーナーも。

 事前申込制で工場夜景ツアーとマンガ・小説教室も開催。工場夜景ツアーでは、ふじのくに田子の浦みなと公園や岳南電車、ポリプラスチックス、大興製紙をバスでまわる。天気が良ければ富士山と工場を同時に見ることができるポイントもあるという。

 富士山の豊富な湧き水から栄えた工業都市である同市。工場夜景ツアーは、富士山紙フェアの開催に合わせて産業都市としての魅力をアピールする狙いがある。「今現在富士市は全国工場夜景サミットへの加盟を目指している」と同市振興課の小林さん。

 マンガ・小説教室では、静岡県清水市出身の漫画家、鈴木マサカズさんと富士市出身の小説家、鈴木麻純さんを招き、入門編では漫画家・小説家の職業について学ぶほか、実践編では、マンガの企画やネームの作り方や、キャラクターやストーリーの作り方などを学ぶ。

 小林さんは、「全国で流通しているマンガに使われる紙や、小説の表紙などの生産は、富士市がかなりのシェアを占めている。出版不況の中、マンガや小説は伸びている」と説明。「富士市で作られた紙が使われていることから、小説やマンガなどは特に応援したいという思いがある」と話す

 開催時間は10時~16時。工場夜景ツアーは25日16時15分集合。参加費=3,000円。マンガ教室は25日開催、料金は事前申し込み=800円(会場申し込み=1,000円)、小説教室は26日開催、料金は事前申し込み=1,345円(会場申し込み=1,500円)。

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