国際的な自転車ロードレース「UCI公認国際自転車ロードレース NTN presents 2018 ツアー・オブ・ジャパン」の富士山ステージが5月25日に開催される。
5月20日~27日、日本国内8つのステージで開催される同レース。出場チームは海外8チーム、国内8チームの全16チーム。
第6ステージとなる富士山ステージは、2020年に開催される東京五輪自転車ロードレースのフィニッシュ会場に決まった「富士スピードウェイ」の西ゲートがスタート地点。起伏に飛んだ外周路周回コースを2周回してから、須走商店街を抜け、「ふじあざみライン」の山頂フィニッシュへと向かう32.9キロのTOJのクイーンステージとなっている。
スタートから3キロ地点まではストレートの上り坂で、その後は山岳道路特有のヘアピンをひたすら上っていく。
「ふじあざみライン」の上りセクションは、全長11.4キロで、標高差1160メートル、平均勾配10%、最大勾配22%と、世界最大の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」に登場する「ラルプデュエス」を上回るコースプロフィールを持つコース。「フィニッシュまでの残り500メートル手前には、最後の壁ともいえる急勾配の坂が待ちうけ、選手たちは、己に残された脚力を出しきり、フィニッシュラインを目指すことになる」という。
大会広報は「ツアー・オブ・ジャパンは日本最大の自転車ロードレースで大阪の堺から東京までの8日間で競い合う。大会6日目の富士山ステージは今年から一部コースが変わり、全長32.9キロとなった。富士スピードウェイ西ゲートからパレードが始まり、選手は須走商店街を通り抜け須走口5合目まで走破する。観戦のしやすい須走商店街で、選手たちに声援を送っていただければ」とコメントする。
「富士スピードウェイ西ゲート~ふじあざみライン入口」は10時50分~11時50分のうち、レース通過時に本線への一般車両が進入禁止となる。「ふじあざみライン(国道138号線入口から富士山須走口五合目まで)」は11時~15時に交通規制を実施。
当日は、「道の駅すばしり」大型駐車場から須走口5合目までのシャトルバスを運行する。スタート時間は11時で、表彰式は13時頃。