河口湖天上山公園カチカチ山ロープウェイ(山梨県富士河口湖町)が4月1日、「~河口湖~ 富士山パノラマロープウェイ(英語表記=Mt. FUJI PANORAMIC ROPEWAY)」としてリニューアルオープンする。
天上山(カチカチ山)山頂まで3分で運行し、標高1075メートルの展望台からは360度のパノラマで富士山、河口湖全景を望むことができ、天候の良い日は南アルプス(赤石岳、荒川岳)までも遠望できる同スポット。
1959(昭和34)年に開業し、現在まで約1200万人が利用。2013年の富士山世界遺産登録以降、訪日外国人の客が年々増加し続けており、現在乗降客の半数以上を占めているという。
リニューアルでは、「美しい富士山や河口湖の魅力をより分かりやすく世界中の方々に伝えたい」という思いから英語名称を新設し、併せて日本語名称を変更した。
名称の由来となっている、昔話「カチカチ山」をモチーフにした、「たぬきとうさぎのゴンドラ」や、売店「たぬき茶屋」はそのままに、「日本らしさ」と「カチカチ山の世界」をこれからも楽しめるようにしていくという。
名称変更と併せて、モバイル決済サービス「WeChat Pay」の導入や、スタッフへの英語教育、多言語に対応したアナウンスなど訪日外国人向けのサービス向上も図る。
営業時間は9時~17時(時期によって変動)。乗車料金は、大人が往復=800円、片道=450円、子どもが往復=400円、片道=230円。