富士スピードウェイに隣接する「富士スピードウェイホテル」（静岡県小山町）が8月21日、旧車「セリカXX」の試乗会を開催する。

富士スピードウェイホテル

　旧車を楽しむコミュニティー「Vintage Club by KINTO」との初コラボ企画。試乗会参加権がセットになった宿泊プランとして販売する。試乗の時間前後には、レストア担当者との特別座談会も予定する。

　試乗車両は「セリカXX（1985年式/MT）」。「スペシャルティカー」として作られた「セリカ」のフロントボディーを伸ばし、6気筒エンジンを搭載することでGTらしさを高めた車で、後の「スープラ」。試乗車は第2世代後期モデルで、ツインカム24バルブ1G-GEUエンジンを搭載した「2000GT」5速マニュアルトランスミッションモデルだという。

　試乗時間は30分で、ホテル周辺の公道を走行できる。アドバイザーが道案内のために同乗する。運転にはマニュアル免許が必要。

　8月12日～20日には、セリカXXと共に、セリカリフトバック2.0GT（1975年式/MT）をホテルのメインエントランス前に展示する。

　同施設広報担当の廣岡吏絵さんは「大切な方と思い出を振り返りながら古き良き名車の試乗を楽しむことができる。セリカXXのレストアを担当したスタッフとの交流を通じて、専門的な知識や情報を得られる貴重な機会でもある。展示も観賞できるので、気軽に立ち寄ってもらえれば」とアピールする。

　客室タイプは、ビュールーム、デラックス、スイート、ビラ。宿泊料金は3万5,700円～。