富士市にある印刷会社「マキシール」が5月16日、「似顔絵マンシール」製作を始めた。
1986(昭和61)年創業で、ステッカーやシールを中心に取り扱う同社。現在は2代目社長の牧諒介さんを中心に、受注品だけでなく、自ら新商品の開発なども行っている。
「似顔絵マンシール」は、4センチ四方のシール紙にオリジナルの似顔絵を作成・印刷するサービス。料金には印刷費のほか、オリジナル似顔絵の制作費も含まれる。
牧社長は「昨年入社したデザイナーが、お礼やプレゼントに似顔絵を提供しているエピソードを聞いたのがきっかけ。私の幼い時に流行したお菓子のおまけシールのキャラに仕立てたら面白いと思い、サービスを開始した」と話す。
似顔絵は写真から描くため、制作には2~3営業日が必要という。似顔絵を担当する同社の牧田美菜子さんは「結婚式の似顔絵であれば好きなドレスのイメージや、お祝い事ならば、お祝いの内容も表現できるよう、似せるだけでなくもらった相手が喜ばれるよう、綿密なヒアリングをするように心がけている」と話す。
牧社長は「新型コロナウイルス感染症の時には、願いを込めてアマビエのシールを製作した。今後も多くの人に喜ばれるアイテムを考えたい」と意気込む。
価格は20枚=6,000円。