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富士・岳南電車で運転体験イベント 利用客との運転士のコミュニケーションも

体験会の様子

体験会の様子

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 「岳鉄運転体験」が5月7日、岳南電車吉原駅(静岡県富士市)で行われた。

体験会で使用する7000系車両

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 実際に運行している7000系の車両1両を使い、吉原駅で貨物鉄道として使われていた区間のおよそ100メートルを運転。制限時間内に4組が入れ替わり、汽笛を鳴らすところから始まり、停止位置でブレーキを止める部分まで体験できる。

 昨年クラウドファンディングでおよそ1,300万円集めた資金を基に、10年ほど前まで活用していた貨物線を改修。枕木や高架線の張り替えなどに6カ月ほど要し、今年4月に運転体験を始めた。現在は予約制で、毎回受け付け開始1時間以内で定員に達するほど人気になっている。

 この日午前の体験会に参加したのは、首都圏や関西から集まった4人。参加者は現役の運転士から操作方法を学び、マスターコントローラーを操縦。この日はそれぞれ7回の体験を行い、制限時間いっぱいまで操作を楽しんだ。

 参加した千葉県在住の会社員・寺田達也さん(54)は「SNSのコミュニティーで体験会の情報を知ってすぐに申し込んだ。各地の電車体験会に参加しているが、実際の現役車両を使い、専用路線を使うのは珍しい。とても貴重な体験をした」と感想を話す。

 同企画を主導した同社運転士の山田健さんは「今まで大人数が参加するイベントが主体になっていたが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、少人数でも満足度の高いイベントと思い企画した」と話す。体験会を実際に行って、「鉄道ファンや家族連れなど、コロナ禍でできなかった濃いコミュニケーションができるのがうれしい。今後は岳南電車を通常使っている市内利用者を中心に、新しい体験をしてもらえれば」と話す。

 体験会は隔週土曜の午前・午後に開催を予定。体験料は1万5,000円。定員は各回4人。

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