![富士花鳥園のクリンソウ](https://images.keizai.biz/mtfuji_keizai/headline/1527659895_photo.jpg)
富士花鳥園(静岡県富士宮市)で現在、クリンソウ畑が見頃を迎えている。
クリンソウはサクラソウ科の多年草。花の咲く様子が花茎を中心に円状に咲き、数段に重なる様が五重塔など仏閣の屋根にある装飾の「九輪」に似ていることから、「九輪草」という名前の由来になったといわれている。
今年は昨年より2万株増やし、5万株になった約500坪のクリンソウ畑。開花期間は5月上旬~6月下旬で、一番の見頃は5月中旬から6月上旬。
担当者は「クリンソウは栽培スタッフが、最初はたったの7株からスタートし、そこから段々と増やし約5万株までになった。これほど群生しているところは周辺にはなく、見応え抜群だと思う」とコメント。
珍しいと言われる黄色のクリンソウもこれから咲き始めるという。「黄色の見頃は天候にもよるが6月上旬までを予定している」とも。
開園時間は9時~17時。入園料は、大人=1,100円、小学生=550円、シニア(65歳以上)=880円、幼児(未就学児)無料。