富士花鳥園が「南の鳥ふれあいエリア」復旧プロジェクト 支援を呼び掛ける

富士花鳥園の鳥のファミリー

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 富士花鳥園(静岡県富士宮市)は現在、2014年の豪雪被害で仮設状態となっている「南の鳥ふれあいエリア」を復活させるためのプロジェクトをクラウドファンディングサービス「Readyfor」で展開している。

大雪害で倒壊した大温室

 1990年に「富士国際花園」としてオープンし、2008年に現在の園名に変更。合計8000平方メートルの3棟から成る全天候型の空調ハウスで、ベゴニア・フクシアといった南米の花々と約100羽のフクロウをはじめとする鳥たちと触れ合えるのが特徴だったが、2014年2月に富士山麓一帯を襲った大雪害により3つある大温室のうち1棟が完全に倒壊。残る大温室も大きな被害を受けた。

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 鳥たちは無事だったが巨大な温室のためすぐには改修ができず、生活適温の異なる花たちの場所で現在までの4年間、仮設的に生活している状態が続いているという。

 もっと元気な鳥たちの姿を客に見てもらい触れ合ってもらうために、鳥たちにとって適温の場所を提供したいと考えたが、温室の改修には1,000万円以上の費用が必要になるので、今回クラウドファンディングで資金提供を呼び掛けることになった。

 「南の鳥ふれあいエリア」は旧屋内ショー会場跡地に復旧予定。広さ約1000平方メートルの鳥のための空調設備が整ったエリアとなり、新エリアが完成すれば鳥たちの寒さによるストレスも軽減され、健康をより保ちやすくなることが期待でき、繁殖も成功しやすくなるという。

 同園の加茂登志子社長は「未曾有(みぞう)の大雪害により、温室の3分の1の崩壊という大きな試練を受けることになった。正直なところ何度もくじけそうになったが、スタッフの頑張りだけでなく来園のお客さま、そしてスタッフのご家族や地元の方々の温かい励ましや応援を糧に、少しずつながら残った温室をできる限り快適に仕立て直し、盛り立ててきた」と話す。

 「今回のクラウドファンディングは、『ALL or NOTHING』という仕組み上、目標額に1円でも到達しないと不成立になってしまい、それまで集まった支援金が受け取れなくなってしまう。少しでも共感していただけたら、お力を貸していただきたい。ご支援いただいた皆さまには、2年間パスポートや記念Tシャツなど金額に応じたお礼のリターンを用意している。最後まで頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します」と支援を呼び掛けている。

 クラウドファンディングによる支援は6月30日11時まで。

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