富士山登山道の須走口が5月11日10時から、冬季閉鎖を解除し5合目まで車で通行できるようになる。
須走口の「県道足柄停車場富士公園線(ふじあざみライン)」(11.5キロ)は、3月5日~6日に降った豪雨の影響により、ふじあざみラインの馬返し付近で大量の土砂堆積があり、撤去や舗装修繕などの復旧作業を進めていた。
冬季閉鎖を解除の目標は当初5月16日だったが、作業が順調に進んだため予定を早めて開通する。
道路沿いには林地に流出した土砂が残されているため、当面の間は雨量による事前通行規制基準を設けて安全性を確認を行っていく。基準は、 連続雨量100ミリまたは、時間雨量20ミリで通行止め。
そのほかの富士山登山道である、富士宮口の「県道富士公園太郎坊線(富士山スカイライン)」(13キロ)、御殿場口の「県道富士公園太郎坊線」(1.7キロ)は4月27日から開通している。
5合目から山頂までの冬季封鎖は2017年9月10日から行っており、5合目までは11月から3路線が順次封鎖されていた。5合目から上の登山道は引き続き閉鎖を継続する。