富士山で小型ビーコン使った安全登山検証実験、結果発表

ビーコンを付けた登山者

ビーコンを付けた登山者

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 静岡、山梨両県の富士山登山道で行われた登山者の安全を守る仕組みづくりを目指した実証実験「富士山チャレンジ2016」の結果報告が9月28日、行われた。

レシーバー端末には、実験に協力した京セラのスマートフォン「TORQUEG02」を使用

 登山者に小型ビーコンを持ってもらい、山小屋などに設置したレシーバー端末で登山者の通過時間や位置情報を取得。登山者の位置情報を関係者がパソコンやスマートフォンからリアルタイムに把握できるシステムの構築を目的にしており、登山者の行動を「見える化」する仕組みの実証実験として8月20日~9月3日まで実施された。

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 「富士山チャレンジ」は、多くの民間企業や団体が主体となり、地元の自治体や山小屋などが協力、事務局は日本工営(千代田区)が担当した。

 実証実験では、登山者がモニターとして約600人参加。ルート選択、山頂到達率、山頂滞在の時間帯、日帰り率などを把握できたほか、実験の中で、モニター登山者の子どもが迷子になったとき、ビーコンの記録データを警察に提供協力し、登山ルートと通過時刻の検証の手助けにもなったという。

 今後も引き続きビーコンの精度を向上させるなど、2017年まで実証実験を重ね、2020年東京オリンピックの年には全登山者へのサービス導入を目指すという。

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