「もみじ観察会」が11月8日、裾野市立富士山資料館(裾野市須山)で開催される。
富士山の自然・歴史などについて紹介し、四季折々の富士山の自然の情報を発信している同施設では、植物観察会を初夏と秋、野鳥観察会を初夏と冬のそれぞれ年2回、講座という形で開催している。
同観察会では市社会教育指導員の大森紀行さんを講師に主に富士山遊歩道で見られる紅葉を観察する。富士山遊歩道は1997(平成9)年に復興した須山浅間神社から弁当場を経て水ケ塚公園へ至り、富士宮口新六合目に至る須山口登山道の富士山資料館付近から弁当場までの区間を歩く遊歩道。歩く時間は2時間前後、観察をしながらゆっくり歩く。歩く距離は3~4キロメートル程度。防寒着、飲み物の持参が必須。
富士山資料館の村上さんは「標高約900メートルで市街地より一足早い紅葉を観察でき、雄大な富士山、自然を間近で感じていただける。迫力ある富士山と紅葉、講師の解説も楽しんでほしい」と話す。
開催時間は9時30分~12時。参加費は300円。新型コロナウイルス感染症対策でマスクの着用が必須。