「第13回 富士市環境フェア」が11月30日、富士市産業交流展示場「ふじさんめっせ」(静岡県富士市)で開催される。
環境問題に対する市民・事業者・行政のパートナーシップによる取り組みや自主的な環境保全活動の推進を目的に2007(平成19)年度、環境シンポジウムから環境フェアに拡大移行する形で始まった。
地球温暖化対策のための国民運動「クールチョイス」、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包括性のある社会の実現ための17の国際目標から構成される「SDGs(Sustainable Development Goals)」をテーマにさまざまな展示や体験ブースを設ける。
会場では「爬虫(はちゅう)類とのふれあいコーナー」「アメリカンミニチュアホースによるカート運行」「小動物とのふれあいコーナー」など、実際に見て触って生物多様性について考えることができる体験コーナーや、海洋ごみ問題について考えるきっかけづくりを目的にペンギンなどの海の生き物展示や各業界の取り組みを紹介する「海洋ゴミ問題啓発コーナー」を展開する。
省エネ・新エネ施設の展示、エコカー展示、試乗会、自然クラフト作り、仮面ライダーゼロワンショーなども行う。
富士市役所環境総務課の佐野光さんは「環境について体験しながら楽しく学べるイベントになっている。家族そろって来てほしい」と話す。
開催時間は10時~15時30分。入場無料。