サイクリングイベント「富士グラベル supported by Panaracer」が5月18日、富士山こどもの国(静岡県富士市)で開催される。
長距離を走れるロードバイクと自由度の高いマウンテンバイクの強みを組み合わせた自転車「グラベルバイク」や、オフロード走行できる自転車で富士山南麓の林道を巡る同イベント。主催はサイクリングツアーやサイクリングアプリ開発のテラインコグニタ(富士市)。
林道の管理者である富士市が後援し、26キロの「ショートコース」と、66キロの「ロングコース」を設定。参加者10人につきガイド1人が付くツアー形式で行う。
「ショートコース」の獲得標高は500メートルで、未舗装率は約5割、定員=50人、参加費=6,000円。「ロングコース」の獲得標高は1700メートルで、未舗装率は約6割、定員=100人、参加費は1万1,000円。
コース上のエイドステーションでは地域の新茶や食材を用意する。出店イベントや地域団体・事業者と連携した家族で楽しめるコンテンツも予定する。
テラインコグニタのボシス・トム社長は「近年、グラベルバイクでツアーに参加する人が増えているが、楽しめる場はまだ限られているので、この富士グラベルを通じて、少しでもハードルを下げることに寄与できれば。とにかく無事に終えることが第1回の目標。環境の良さからしても、立地からしても、非常に大きなポテンシャルを秘めていると確信している。1万人近くのサイクリストがロードバイクで『Mt.富士ヒルクライム』に挑戦しているように、ゆくゆくは全国のグラベルバイク保持者が集まる、外せないイベントに『富士グラベル』を育てていけるのでは」と話す。
エントリー開始は3月上旬の予定。