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富士桜高原麦酒に限定ビール 「FCふじざくら山梨」とコラボ

「FCふじざくら山梨」選手とビール「サクラノトリコ」(写真提供=富士観光開発)

「FCふじざくら山梨」選手とビール「サクラノトリコ」(写真提供=富士観光開発)

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 「富士桜高原麦酒(ビール)」(富士河口湖町)が10月4日、女子サッカーチーム「FCふじざくら山梨」コラボ限定ビール「サクラノトリコ」の販売を始めた。

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 山梨県鳴沢村で2018(平成30)年に発足した「FCふじざくら山梨」は、富士吉田市の「富士山の銘水スタジアム(富士北麓公園陸上競技場)」をホームグラウンドに、現在なでしこリーグ2部で活動する女子サッカーチーム。

 「サクラノトリコ」は、「FCふじざくら山梨」の選手がアイデアを出し、仕込み作業に参加したコラボビール。「FCふじざくら山梨の『トリコ』になってほしい」との願いを込めたビール名も考案した。ラベルは、「FC ふじざくら山梨」の辻野友実子選手がデザインを担当した。売り上げの一部はFCふじざくら山梨の強化費に充てる。

 「サクラノトリコ」は、ベルギー生まれの白ビール「ベルジャンホワイト」をベースに、山梨県の桃農家が育て加工した桃果汁を使った、ベルジャンスタイルのフルーツビール。ベルジャンスタイル特有のオレンジピールとコリアンダーの香りと、酵母が醸し出すフルーティーな香りに、桃の味わいと香りを加えた。「FCふじざくら山梨」のチームカラーであるピンク色にするためにハイビスカスで色付けしている。

 山本努副醸造長は「選手からの要望で、ビール好きはもちろん女性やビールが苦手な人にもおいしく味わってもらえるようなビールにした。『FCふじざくら山梨』の選手の皆さんとのコラボビールを通じて、女性の意見を取り入れた新たなビール醸造へチャレンジする機会となった」と話す。

 IBU(国際苦味単位)は14。アルコール度数 4.5%。価格は330ミリリットル=660円。同醸造所直営売店やインターネット通販(楽天市場)、山梨県内の一部スーパー、コンビニエンスストア、FCふじざくら山梨スポンサーのスーパーマーケット「セルバ・おかじま」山梨県内13店などで販売する。

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