ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン(静岡県伊東市富戸)では、伊豆大島を望む岬付近の花畑の「カレンデュラ」が見頃となり、春爛漫のガーデンを鮮やかに彩っています。
ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン URL:https://nylfmuseum.com
ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン
このシーズンの岬付近の花畑は、これまでキク科の「ムルチコーレ」の黄色い花が絨毯のように広がる光景をお楽しみいただいてきましたが、今年、初の試みとして「カレンデュラ」約2,500株を約1,000平方メートル のエリア一面に植栽いたしました。濃いオレンジの花と優しい緑色の葉のコントラストが空と海の青色に映える景色は、このエリアの新たな魅力を感じさせ、今後は「カレンデュラ」が春のフラワーガーデンを象徴する花となりそうです。
ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン
当園の「カレンデュラ」は“むらじ”という品種で、香川県淡路島の東海岸沿いで大正時代から栽培されてきたといわれる在来種です。細かな花びらが幾重にも重なった八重咲きが特徴的で、大輪の花が次々と開花します。花の見頃は5月下旬までで、夏の花への植替えを行うこの時期には、「カレンデュラの花摘み体験」を行う予定です。
フラワーガーデンが最も華やぐ季節、なかでもひときわカラフルな色彩に満ちたカレンデュラの花畑をぜひご覧ください。
ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン
カレンデュラ
【学名】Calendula officinalis
【和名】キンセンカ(金盞花)
【分類】ユリ科キンセンカ属
【原産地】地中海沿岸地域
鑑賞用の切り花としてだけではなく、食用のエディブルフラワーやハーブティーとしても用いられます。また、抗酸化作用のあるカロテノイドやコレステロールを下げる成分を含み、古代エジプトの時代から「皮膚を守るオイル」として美容に、そして殺菌・消炎作用のあるバーブとして利用されてきました。
他にも季節の花々が鑑賞できます。
2025年4月22日撮影 ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン園内の様子
2025年4月22日撮影 ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン園内の様子
〒413-0231静岡県伊東市富戸841-1
伊豆海洋公園バス停前
URL:https://nylfmuseum.com