地球や社会の課題解決に繋がるものづくりを行う株式会社ペノン(本社:東京都千代田区)は、静岡県立美術館(静岡市駿河区)の所蔵作品である、伊藤若冲《樹花鳥獣図屏風》と、横山大観《群青富士》をモチーフにしたPENONオリジナルアートグッズを、静岡県立美術館ミュージアムショップにて限定発売いたします。伊藤若冲 《樹花鳥獣図屏風》は、静岡県立美術館で開催される「生誕140年記念 石崎光瑤」(会期:2025年1月25日(土)~3月23日(日))の関連作品として、期間中に特別展示される作品です。
私たちPENONは、森林認証木材の活用、脱プラスチックの推進、リサイクルによる資源循環の取り組みを通して、持続可能な社会の実現を目指すサステナブルブランドです。独自開発したプリント技術を用いて、原画に近いリアルな凹凸をつけた立体感のある新しい形のアートグッズを展開しています。
静岡県立美術館 限定オリジナルアイテム
■伊藤若冲《樹花鳥獣図屏風》(右隻)
右隻の「獣づくし」には、霊獣を含む23種の動物が描かれています。こちらを見つめる大きな白象の圧倒的な存在感を引き立てつつ、周囲の個性的な動物たちの活気に満ちた様子を、原画に正確に写し取りました。約1cm四方の小さな枡目の中に色を塗り重ねる若冲独自の描法「枡目描き」を忠実に再現するため、高精細なデータから読み取った小さなドットのように見える枡目の一つ一つに高さを出し、手作業の凹凸アレンジを加えながら立体的に仕上げています。若冲の緻密な技法を指先で体感していただけるアイテムです。
■伊藤若冲《樹花鳥獣図屏風》(左隻)
左隻の「鳥尽くし」には、古来より吉祥の象徴とされている鳳凰をはじめ、さまざまな鳥獣たちが水辺に集まる様子が色鮮やかに描かれています。空を見上げる鳳凰の長い羽根がうねるようになびく神々しい姿のインパクトを残しつつ、周囲の鳥たちの細やかな描写を際立たせるために、右隻よりも少しコントラストを強めているのが特徴です。若冲の「枡目描き」の質感に合わせて、1ミリに満たない小さなドット状の凹凸を全面に施して作品を立体化しています。「神に通じる」と言われた絵師・伊藤若冲の世界を指先で堪能できるアイテムです。
■横山大観 《群青富士》
横山大観が生涯を通じて描き続けた「富士」をテーマにした大作の一つです。金地の屏風に広がる雲海から、残雪をまとった群青の富士が顔をのぞかせる様子が描かれています。富士山には大胆な高さをつけて立体化することで威風堂々とした姿を強調し、やわらかな雲海はグラデーション状の高低差をつけて、丸みのあるなめらかな質感を表現しています。シンプルな構図ながら、圧巻のスケールで描かれた作品のダイナミックな姿を立体化し、そのままポストカードに落とし込みました。大観の感じた富士の気高さに触れることができるアイテムです。
【商品情報】
PENON タッチミー!ウッドポストカード 各800円(税込)
PENON タッチミー!アートマグネット 各800円(税込)
販売店舗:静岡県立美術館ミュージアムショップ(限定)
※店頭販売のみでオンラインでの販売はございません
生誕140年記念 石崎光瑤
まばゆいばかりに輝く花鳥画。明治後期から昭和初期に京都で活躍した画家・石崎光瑤(1884 -1947)が切り開いた、豊麗な色彩溢れる独自の世界です。富山に生まれた光瑤は、江戸琳派の山本光一に学んだのち、京都に出て竹内栖鳳に入門。大正5年(1916)にインドを訪れて熱帯の風物に魅せられたのを機に、絢爛、濃密な花鳥画の世界を確立しました。狩野派の障壁画など日本の古画にも真摯に学びましたが、特に、大正末期というごく早い時期に伊藤若冲に注目し、若冲再評価の先駆けになった点は重要です。 花と鳥の理想郷を目指して探求を続けた光瑤。その画業を全国規模で紹介する初めての展覧会です。
展覧会名:生誕140 年記念 石崎光瑤
会場:静岡県立美術館
住所:静岡市駿河区谷田53-2
会期:2025年1月25日(土)~3月23日(日)
休館日:毎週月曜日(2月24日(月・振休)は開館し、翌日休館)
開館時間:10:00~17:30(展示室の入室は17:00まで)
特設サイト:https://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/exhibition/detail/114
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PENON 公式サイト:https://penon.co.jp
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