遠州鉄道株式会社(本社:浜松市中央区旭町、社長:丸山 晃司)は、2021年10月に閉館した「ホテル九重」の跡地に、宿泊施設を中心とした新たな複合施設の基本構想を決定し、今後、建物の基本設計等詳細な事業計画を策定していくことと致しました。新たな施設は、宿泊施設をはじめ、地域の特色を活かしたレストランやカフェ、SPA、商業施設などを計画し、舘山寺エリアのみならず、浜名湖エリアの活性化を支える重要な拠点となることを目指します。
イメージパース
1.背景および目的
近年、観光業全体が激しい競争に直面しており、国内外からの観光客の需要の変化が顕著です。観光地は、インバウンドおよび国内観光市場の多様化が進む中、競争力を維持するために新たな価値を提供することが求められており、舘山寺温泉を含む浜名湖エリアも同様に、このような状況に直面しています。
遠鉄グループでは、「ホテル九重」跡地の再開発によって新たな価値、魅力を生み出し、舘山寺・浜名湖エリアの活性化を目指していきます。
2.基本構想
新施設は、浜名湖の豊かな観光資源を地域事業者との共創を通じて最大限に活かし、地元の特色を反映した独自のコンテンツを提供する「ホテル」、「レストラン」、「SPA」、「商業」が連動した複合施設とする計画です。また、地域の皆様や行政機関とも連携し舘山寺温泉全体の活性化も合わせて進めてまいります。
3.今後について
本施設の開業は2029年春を予定しています。具体的な事業計画や設計等に進捗がありましたら随時情報をお知らせしていきます。
<参考>
「ホテル九重」について
所 在 地:浜松市中央区舘山寺町2178
開 業:1987年9月6日
営 業 終 了:2021年10月31日
客 室 数:86室