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富士宮の富士高砂酒造がイタリアの酒品評会で3部門受賞

プラチナ賞を受賞した「高砂 山廃純米吟醸」

プラチナ賞を受賞した「高砂 山廃純米吟醸」

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 富士高砂酒造(静岡県富士宮市)が7月11日、イタリアの酒品評会「ミラノ酒チャレンジ2023」の3部門で受賞したことを発表した。

「純米大吟醸・大吟醸部門」でダブルゴールド賞を受けた「高砂 純米大吟醸 雄町」

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 同社の創業は1820年ごろ、1831年に現在の「富士宮浅間大社」西側に酒蔵を構え酒造りを始めた。能登杜氏(とうじ)による「山廃仕込み」「再仕込み」などの製法を使い、仕込み水に使う富士山伏流水の特性により口当たりが優しく少し甘く感じる酒質が特徴という。

 同品評会では、「純米吟醸・吟醸部門」で「高砂 山廃純米吟醸」が最高賞のプラチナ賞、 「純米大吟醸・大吟醸部門」で「高砂 純米大吟醸 雄町」がダブルゴールド賞、「スペシャル部門」で「高砂 山廃ゆず酒」がブロンズ賞とフードペアリング賞を受けた。

 杜氏の小野浩二さんは「日本の酒を知ってもらい、このような多くの賞をいただけた事は、大変喜ばしいことで励みになる。これからも当蔵の『山廃』を多くの方々に知っていただき、日本酒を楽しんでいただけるよう日々精進したい」と意気込む。

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