「古民家カフェ KONOHANA(このはな)」が4月2日、山梨県富士吉田市にオープンする。
江戸時代末期の1861年に建てられた、富士山を参詣する信者が宿泊する、主屋と神殿が一体となった御師(おし)住宅を、現存する建物と古図を基に復元した「小佐野家復原住宅」。同施設を富士吉田市がカフェへとリノベーションし、富士急グループのピカ(富士吉田市)が運営する。
カフェのメニューは、「山梨県産信玄どり スパイスカレー」(1,350円)、「もちもちナポリ風ピッツァ マルゲリータ」(1,300円)、七輪で焼く「焼き団子」(900円)、「山梨県産フルーツジュレ ソーダ」(650円)など。
オリジナルジェラートやドリップコーヒーを提供するスタンドカフェや、富士山周辺の食材や雑貨類などを取り扱うセレクトショップも併設する。
ピカ広報担当の米山実里さんは「歴史の面影を残しつつ、和モダンな雰囲気で落ち着きのある店内に仕上がっている。壁一面ガラス張りの空間で季節折々の自然を眺めながら、地域の食材を使ったカフェメニューを堪能してもらえれば」とアピールする。
営業時間は10時~17時。