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朝霧高原のヒノキを使った「森のはがき」-静岡県内の構成資産をモチーフに

「森のはがき」

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 デジタルファブリケーション(静岡県富士宮市)が2月6日、朝霧高原のヒノキを使った「森のはがき」の販売を始めた。

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 富士宮市が推進する富士山世界文化遺産プロジェクト「富士宮市行動計画」の一環。デザインは同市に住む柴勤さん。サイズは、縦14.8センチ、横10センチ、厚さ5ミリ。朝霧高原で育ったヒノキの板に、デジタル製造技術の形状加工で図柄を抜いている。「厳しい環境で育ったヒノキは、特有の香りが心地よく香る」という。接着剤や塗装材などの科学的な材料は使っていない。

 「大切な想(おも)いを残す」をコンセプトに作った同ハガキは、メッセージを書いて92円切手を貼って送れるほか、ハガキにひもを通して飾れるようになっている。

 図柄は、静岡県内にある富士山世界文化遺産の構成遺産をモチーフとした14種類を用意。「富士山本宮浅間大社」「山宮浅間神社」「村山浅間神社」「富士講遺跡群と人穴」「白糸の滝ともみじ」「白糸の滝とニジマス」「田貫湖とダイヤモンド富士」「田子の浦港」「富士川を渡る新幹線」「富士山と竹取物語」「さった峠」「三保の松原」「富士山の合格祈願」「富士山と茶畑」。

 担当の植松さんは「富士山の周りの森林整備の一環として販売している。ぜひ手に取っていただければ」と呼び掛ける。

 価格は、1枚700円(税別)。売り上げ金の一部は富士山周辺の森林整備に役立てられる。販売は、文房具店、道の駅ほか。今後、オンライン販売も予定している。

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