富士市内各所で3月19日~21日、イベント「富士のほうじ茶Days」が開催される。
今年で2回目となる同イベント。期間中、ほうじ茶勉強会や、焙煎(ばいせん)体験会、ほうじ茶を使ったスイーツ販売などを展開する。
富士市役所農政課の道倉健太さんは「静岡県は全国的に日本茶の産地として知られているが、県中部の産地の知名度が高く、市内の茶葉農家と一緒にどのようにイメージアップしていくか悩んでいたところ、市内で一番茶など質のいいほうじ茶を提供するアイデアが出て、一昨年から啓発活動を行っている」と話す。
「富士市内の茶葉農家が中心となり行った啓発活動は、飲食業を中心に一定の成果を得たものの、ほうじ茶の魅力をまだ知らない一般市民は多い。今回のイベントを通じて市内で作られたほうじ茶の品質の高さを知ってほしい。若い女性を中心にほうじ茶の魅力を知ってもらい、広げていきたい」と意気込む。