山梨県都留市と富士急行(富士吉田市)が現在、富士急行線「谷村町駅」の副駅名を募集している。
募集は、都留市内在住、在職、在学の人を対象に行う。谷村町駅周辺は、戦国時代~江戸時代にかけて、谷村城とその詰城である勝山城を中心とした城下町として栄えてきた。谷村城下町・歴史エリアの拠点になることから、駅が持つ「富士の麓の小さな城下町つる」のイメージを国内外に向けて広く発信し観光誘客につなげるとともに、同駅を中心としたエリア全体の交流人口の増加による地域活性化につなげることも目的に副駅名を導入することにしたという。
都留市と富士急行は今年6月5日(環境の日)、「SDGs推進に係る連携協定」を締結しており、副駅名の募集は協定事業の一環。地域に住む人たちから自分の住む町を象徴する副駅名を募ることで、たくさんの人から愛され親しまる名称を設定したいと考えているという。
応募締め切りは7月16日17時。応募方法は、パソコン、スマートフォン、配布チラシ(応募用紙)の郵送のいずれか。決まった名称は7月末にホームページや都留市の広報誌などで掲載する予定。副駅名の導入は9月1日。