富士山の麓、朝霧高原に醸造所を構える「富士山ワイナリー」(静岡県富士宮市根原)のウェブサイトが6月、オープンした。
富士宮市にブドウ畑を持ち、栽培した甲州種でワインを醸造する同ワイナリー。全国20カ所で30年以上の研究の結果、富士宮市に最適な場所を見つけたという。2007(平成19)年12月には甲州種で作ったワインがEU輸出認定第1号になり、翌年1月、日本で初めて国産ワインをEUへ輸出した。
ウェブサイトは600種類以上のワインや「和食のためのスパークリングワイン」という同ワイナリーのフラッグシップワイン「シゼンスパークリングワイン甲州(Shizen Sparklingwine Koshu)」、富士山ワイナリーシリーズを取り扱うオンラインショップ、ワイナリー見学やテイスティング、ブドウ畑を見学できるツアーの紹介や予約フォームを用意する。ワイナリーの活動やスタッフのプロフィル、ワイナリーの歴史などの紹介も載せる。
富士山ワイナリーは「このサイトでは私たちのユニークなワイナリー紹介、お手頃価格の良いワインを購入いただける機会、ぶどう栽培とワイン造りに参加いただけるチャンスも提供している。皆さまに楽しんでいただければ」としている。