「第4回富士山白糸平成棚田竹灯籠祭り」が2月23日、富士宮市原の白糸自然公園から徒歩5分の平成棚田で開催される。
富士山の日に、富士山の高さと同じ数字である3776本の竹とうろうで棚田をライトアップする同イベント。打ち上げ花火、コンサート、フリーマーケット、特産品販売なども実施する。
主催の「ふじのくに美しく品格のある邑 白糸の里」は、富士宮市白糸の滝近くにある通称「平成棚田」を守る活動や、担い手農家を中心に「白糸こしひかり」「水かけ菜」をブランド化するための活動をしている。
平成棚田は1987(昭和62)年から約20年間の歳月をかけて区画を整え、効率的に生産ができるよう改良し、富士山の湧水に潤され、富士山を田面に映す棚田になったという。
イベントは、「白糸の里」に多くの人たちに来て、平成棚田を見て、特産品などを食べてもらいたいと始まった。1月24日には県から、「ふじのくに美しく品格のある邑づくり連合奨励賞」も贈られたという。
イベント担当者は「地域の子どもたちも参加して竹明かり、あんどんも展示する。大きな富士山と3776本の竹とうろうが平成棚田を飾る。実際見るとすごいスケール感。ぜひ暖かくしてお越しいただければ」とアピールする。
開催時間は10時~19時で、竹とうろう点灯式は17時40分開始。参加無料。雨天の場合は2月24日に順延。クラウドファンディングも行っているほか、当日16時からは点灯ボランティアも受け付ける。