富士山の登山者から任意で集める「富士山保全協力金(入山料)」のインターネット・コンビニエンスストアでの事前受付が6月1日、開始された。
静岡県は、富士山の開山期間中に1人当たり基本1,000円の富士山保全協力金を受け付けている。協力金は、富士山の環境保全や登山者の安全対策を進めるための事業に活用しているという。
本年度からは対象者が、富士山の「五合目から山頂を目指す登山者」から、「五合目から先に立ち入る来訪者」へと変更となった。登山口ごとに基準点を設け、そこから先に行く人に協力をお願いするという。
2018年夏山シーズン(7月10日~9月10日)に集まったのは、5万6893人の5,629万173円で、そのうち現地での受け入れは5万5940人の5,533万7,173円。インターネット=148人・14万8,000円、コンビニエンスストア=123人・12万3,000円、県庁受付=682人・68万2,000円であった。
ネット・コンビニでの受付は9月10日18時までで、協力者には記念品缶バッジを進呈。現地での受付は、7月10日から開始する。