富士サファリパーク(静岡県裾野市)は昨年末から、ミーアキャットとブラックバックの赤ちゃんを公開している。
11月下旬に生まれたミーアキャットの4つ子の赤ちゃんは、「ふれあい牧場」で公開。同館スタッフは「赤ちゃんは体長17センチほどの小さな体だが、母親や群れの大人たちと同じように2本足で立ち上がって日光浴をしたり、巣穴を掘ったり、木や岩の上に登ったりするなど、それぞれ愛らしい姿が来園者の人気を集め、『小さくて、かわいい』『お母さんにそっくり』などの声が聞かれている」と話す。
ブラックバックの赤ちゃんは12月6日に誕生し、サファリゾーンの一般草食ゾーンで公開中。岩陰に隠れていることが多いが、朝や夕方になると母親のおっぱいを飲む様子を見ることができる。スタッフによると「共に細くて小さな体だが、すぐに立ち上がって母親のおっぱいを飲んだり、母親の後をおぼつかない足どりでトコトコとついて歩いたりするなど、元気いっぱいで愛らしい姿をご覧いただいている」という。生まれた時は体長20センチで体重は約3.5キログラムだったが、1月5日時点では40センチ、約6キログラムまで成長した。
入園受付時間は10時~15時30分(11月1日~3月15日)。入園料金は、大人=2,700円、子ども=1,500円、シニア=2,000円、3歳以下無料。