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「富岳風穴」がリニューアル 洞窟内ライトアップや外国語案内表示も

「富岳風穴」内の様子

「富岳風穴」内の様子

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 青木ヶ原樹海(山梨県富士河口湖町)にある溶岩洞窟「富岳風穴(ふがくふうけつ)」が2月6日、リニューアルオープンした。

洞窟内の様子

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 洞窟は、総延長201メートル、高さ最高8.7メートルの横穴。平均気温は3度。洞窟内では、氷柱や溶岩棚、縄状溶岩などを見ることができる。音を吸収する声質を持つ玄武岩質の壁のため、洞窟内では音が反響しない。富士山の側火山の噴火によってできたもので、国の天然記念物に指定されている。

 今回のリニューアルでは、巨大な天然氷柱(つらら)と溶岩のライトアップ、過去に天然氷をブロック状に切り、積み上げて天然冷蔵庫として使っていた「氷の池」の改修のほか、英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語の案内看板を設置した。

 広報担当者は「洞窟内では、氷柱や『氷の池』のほか、かつて繭や樹木の種子を貯蔵していた『貯蔵庫』、光り苔と呼ばれる『珪酸華の群生地』、溶岩が固まる際にできた珍しい『溶岩棚』や『縄状溶岩』など、様々な表情が楽しめる。新しくなった『富岳風穴』にぜひお越しいただきたい」と呼び掛ける。

 営業時間は、平日=9時~16時30分、土曜・日曜・祝日=16時30分(季節により異なる)。入洞料金は、大人=290円、子ども=140円。

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