御殿場高原ビール(静岡県御殿場市)で12月8日、南ドイツの伝統ビール「ヴァイツェン」をろ過して作った期間限定商品「クリスタルヴァイツェン」の販売が始まった。
「ヴァイツェン」は、クラフトビールのなかで人気のある種類の一つで、小麦麦芽を50パーセント以上使った白ビール。「クリスタルヴァイツェン」は、ヴァイツェン特有の「丸みのある豊な香りや甘み」に、ろ過ビール特有の「すっきり感」が増し、見た目にもクリアに仕上がったという。
醸造師の金丸敦さんは「ヴァイツェンは日本のビールファンの多くに受け入れられてきているが、『クリスタル ヴァイツェン』を召し上がったことがある方はまだ少ないのでは。ぜひこの機会に2種類のビールを飲み比べていただき、同じ材料でもひと手間かけることで全く別の顔を見せるビールの奥の深さを感じていただけたら」と話す。
価格は350ミリリットル=375円。御殿場高原ビール内の地ビールレストラン「グランテーブル」のほか、オンラインショップでも販売する。12月31日まで。